私達は工務店さんへのサポートを通して、いろんな家づくりの現場を体験・体感させて頂きました。その中で、大きな疑問を感じることが3つありました。
1.新築時の家族構成で間取りをプランするけど、何年かすると子供は成長して巣立っていくよ
うに、家族は時代と共に変化する。将来は空き部屋になるのに住宅ローンを払い続けている。
2.家族を長期にわたって守る骨組み(構造躯体)に未成熟の間伐材を使ったり、産地が見えない
外国産材を使う。構造上最も大切な連結部(仕口)を大きく削り取っている。また、安全の証
明が住まい手に開示されていない。
3.坪単価の住宅価格表示でどこにどれだけお金がかかるのか、家の価値と価格がわかりずらい。
結局安心できる名前が通った大手と契約したが、家づくりは地元の下請工務店さんが建てて
いる。
以上の大きな疑問を解決しないと家を建てるお施主さんがかわいそうだと思い、「どうにかせんば」がKS構法開発のスタートでした。